EURGBPのスプレッド拡大(ブローカーインパクト)
EURGBPのEAに関して私の現状の考えを記載しておきます。
※検証結果から導き出した自論ですのであくまでもご参考までに^^;
ある程度の値幅を狙うFXSPも含めて、EURGBPの特定時間帯EAを稼動させるのに飲めるスプレッドは最大でも5pipsだと思います。
薄利EAに関しては3pips以下でないとかなり厳しいです。
そもそもEURGBPに限らずスキャルピング戦術を有効に行うにはどの通貨でもスプ3pips以下が望ましいと言えます。
FXSPに関してはある程度値幅を狙うタイプのスキャルプEAなので、現状の相場が続けば機能する可能性はあります。
最近BTしていなかったのですが、久しぶりにFXSP002をBTしました。
スプ5でテストを行った所、散々な成績に変化していました。但し直近はそこそこの成績を収めています。
直近の良成績を支えているのは拡大しているボラティリティです。
このボラがどのように変化していくのかは予想が出来ませんがボラが縮小してくるようだとFXSP002もスプ5ではかなり厳しい状況になる事が予想されます。
現在レンジの幅が過去相場に比べて拡大している状況で何とか利益が出ている状況です。ボラの狭い過去相場を見る限りでは拡大差し引き分のスプ2pipsはボラ縮小すると結構キツイです。
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EURGBPのスプ拡大は流動性の問題だったのか?
スプレッドの拡大時期が薄商いの時期でもあった為、当初は「EURGBPのスプレッド拡大=流動性の問題」と認識していました。現にFXDDからは過去に下記のようなメールが届きました。
FXDDからEUR/GBPのスプレッド変更のお知らせ クリスマスを前にして銀行間の流動性も激減しEUR/GBPのスプレッドをアジア時間は 3から7へ、ヨーロッパ時間~NY時間は3から5へ変更しざるおえなくなりました。 年明け後、市場の流動性が戻り次第FXDDとしてはお客様のためにもスプレッドを通常の3に 戻せるよう努力していきますのでこれからもよろしくお願いします。 他社ではEUR/GBPのEAを使用禁止があるようですがFXDDはそのような規制をする 予定はございません。
しかし現実は流動性が回復傾向にあるにも関わらず、スプレッドの回復は一切見られませんでした。後にFXDDのホームページでアナウンスされるのですが、下記のような内容となります。
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年末お約束しましたユーロポンドのスプレッド縮小の件ですが今の現状から変更できる 見通しがかなり少なくなってきました。(銀行側のスプレッドに流動性が戻ったにもかかわらず まだスプレッドは 5のままです。) そこで FXDD からの解決策です。 現在 FXDD の MT エクストリーム口座であればユーロポンドのスプレッド(変動ですが) 通常1~3です。 FXDDとしてはお客様がエッジ(優位性)を持ってトレードできる環境をサービスするのを 第一優先としてサービスに励んでいますので通常のMT エクストリーム手数料 1.5 PIP を 1 PIP へ下げて提供させていただければと思います。
んー
FXDDの口座増戦術のように見えてしまいますね^^;
>通常1~3 +手数料1pips
って事は4pips以上もあり得るって事ですよね・・・
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EUR/GBPのスプレッドは向上するのか?
恐らく現状見る限りでは難しいです。
低スプレッド業者はまだ存在しますが、数名でもスキャルパーが入ると即効でスプ拡大の対策がとられるというのが現状です。
基本的にある程度、顧客の利益はブローカーが飲んでいる訳で、EURGBPに対して強力なエッジを得た顧客が増えすぎてしまったというのが現状なのでしょうね。そんな優位性(エッジ)を多くの顧客が得るなんてブローカーとしては驚異的でしょうし^^;
通常は勝手に顧客が負けていく訳ですから収益が見込めなくなってしまうのでしょう。
あとは単純に「ブローカー=スキャルピングは好まない」のでしょうね。なんだかんだ言われますがスキャルパーはブローカーには好まれないのでしょう。私がブローカーを経営していたらスキャルパーなんて大嫌いですもん(笑)
そんな感じでEURGBPのスプレッドはMetatrader利用可能なFX業者では厳しい状況が継続するのではと考えを改めました。
折角オリジナルEAを作ったのに残念ですが、違う銘柄(通貨)にシフトチェンジしようと考えています。
マーケットインパクトはまず起きないと考えていましたが、EURGBPの件のような事が今後もあり得るという事は覚えておく必要があります。
今回の事例を「ブローカーインパクト」とでも名付けておきましょう。
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2009年2月 2日|コメント (0)|トラックバック (0)
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