地震災害の備えと対応
東北地方太平洋沖地震にて被害に遭われた方、被災者の方、心よりお見舞い申し上げます。
海外勢からは最低限の被害に止めた準備と、災害後のマナーは最高の先進性である等と絶賛されています。私も少しは準備していたのですが、至らない部分が沢山ありました。地震災害時の備えや対応などをざっくりですが、備忘録的にまとめておこうと思います。
災害時に備えて準備しておきたいアイテム一例
- アルファ米(水やお湯で戻せる) ※賞味期限が約5年間
- 水で戻すお餅 ※賞味期限が約5年間
- カンパン ※賞味期限が約5年間
- 缶詰のパン ※賞味期限が約3年間
- 菓子類 ※ビスコが約5年間、カロリーメイトは約3年間の賞味期限
- 保存水 ※賞味期限が約5から10年間
- 缶詰
- 全パスワードを保存したUSB
- クローンHD
- 免許書
- 保険証
- パスポート
- キャッシュカード
- 通帳
- トークン
- クレジットカード
- 印鑑
- 不動産登記
- 水筒
- 手動発電が可能な懐中電灯
- 電池(エネループ等が便利)
- モバイルブースター
- 携帯電話の充電用コード
- 携帯電話
- 携帯ラジオ
- 泥水も飲めるフィルター
- タオル
- 着替え
- 寝袋
- ホッカイロ
- ライター
- カセットコンロ
- カセットボンベ
- 笛・ホイッスル
- 軍手
- ティッシュ
- 雨具
- 缶きり
- 栓抜き
- 救急セット
- 簡易トイレ
- 消火器
- 防災対策の本
- 防災頭巾
- 家族の写真(はぐれた時)
災害前に確認しておきたい事
- 避難場所
- 家族との連絡手段
- 居住建築物の築年数
居住建築物の築年数
補強耐震の状況や居住地域にもよるとの事ですが、目安として通常家屋の築年数が20~25年以上を経過している場合には、地震災害の時に倒壊リスクの可能性が高くなるとの事です。築年数によっては、早急に屋外避難した方が良いかもしれません。
災害時の連絡、通信、情報取得手段
≫非常時の特定用途の識別番号- 警察・・・110番
- 海上保安機関(海での災害等)・・・118番
- 消防・・・119番
- 災害用伝言ダイヤル・・・171番
171ダイヤルの使い方
「171ダイヤル+1+電話番号で録音」
「171ダイヤル+2+電話番号で再生」
災害用伝言ダイヤル(171) | NTT東日本
USTREAM配信
NHK、TBS、地方番組等がUSTREAM配信を許可
無料提供
NTT公衆電話を無料提供
ライブドア、ソフトバンク、FONが無線LANを無料開放
twitter
情報伝達が迅速で、有益な情報が集中しているように感じました。利用された事がない方はtwitterサービスの使い方を覚えておく事を推奨します。但し、虚偽情報を紛れ込ませる愉快犯も見受けられましたので、情報の取捨選択には注意が必要です。
電話
au、Docomo共に通話は日をまたいで不通でした。災害用伝言板が直ちに設置され、そちらの伝言板とメールの送受信等の通信に関してはおおよそ繋がるといった状況でした。それに反して自宅の固定電話は通常通り通話が可能でした。
インターネット
インターネット環境は、ほぼ途切れることなく接続可能な状況でした。
※2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震での対応や、私自身での体験を元に記載しています。災害状況によっては全ての伝達手段が壊滅状態になる可能性はありますが、伝達手段選択時の参考としてご覧下さい。
災害後の状況に応じて行いたい事
- 避難経路の確保(窓やドアを開ける)
- お風呂に水をためる
- ご飯を炊く
- ガスの元栓を閉める
- ブレーカーを落とす
被災地外から協力できる事
- 寄付 ※詐欺の可能性を考慮し、透明性の高い団体へ・・・
- 献血 ※発生直後は供給過多となる為、日を置く事も考慮
- 定職に就いていなければ、予備自衛官に志願する ※自衛隊未経験者可
- 節電
義援金詐欺に注意
災害発生の当日から義援金詐欺と見られるサイトが増殖しています。国内のみならず、海外勢とみられるサイト運営者も多数見受けられ、その構造は非常に巧妙です。有益かつ再利用の効率化が図れるサイトコンテンツ(例えばポイント管理や電子マネー、決済手段のポータルが構築されている)を有する運営者の場合には信頼できる場合もありますが、個人や中小企業等の不透明な団体が独自の振込み先を提示している場合には十分に気を付けて下さい。
- 全国のNHK放送局
- 各都道府県の共同募金会
- 日本赤十字 本社・各支部
ボランティアの注意点
災害が落ち着くまでは、被災地に駆けつけてのボランティア活動は控えましょう。食料や寝床の確保等、ボランティアに対して行わなければならない状況になったりと、逆に被災地を圧迫してしまうケースがあるようです。東北地方太平洋沖地震被災地でボランティアしたいと思っている方へが参考になります。
危機対策専門家による東北地方太平洋沖地震の説明
私達は「この災害はすぐには終わらない」と覚えておこう。この災害は、6ヵ月以内に姿を消すわけではない。あまりにも頻繁に、危機の後には2週間だけ報道カメラが押し寄せて、そして去っていく。しかし、復興とはマラソンだ。全速力でスタートし、そして間違いなく、とても長いマラソンになるのだ。
電力供給が困難となる場合
被災地の状況によっては、病院を含め救済活動に必要とされる電力供給が困難となるケースがあります。関東100万世帯を例に挙げた場合、1kWの炊飯を夕方4時までに済ませておくだけで、電力供給が危機を迎える午後6時~7時のピーク時電力を100万kW減らせるそうです。ピーク時間での料理、洗濯、入浴時のドライヤー等の利用を避けるだけで被災地への協力活動となります。
世界から届いた日本への祈り
被災地の皆さんに届きますように(-人-)
※twitterや皆様の意見、個人的な感想や対策等をざっとまとめたにすぎません。必要な物、機能するインフラ等は災害の状況等で変わりますので、参考までにお願いします。
Special Thanks
※今回の記事は上記に記載した皆さんのツィート、リツィートを参考に作成させて頂きました。
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2011年3月12日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:その他
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