時系列チャートの種類
時系列で表されるチャートの種類を解説します。日本での代表的なケイ線とも呼べるローソク足から、欧米で主流とされているバーチャート。それらの原型チャートとも言えるラインチャートを紹介します。
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ラインチャート(LineChart)
ラインチャートは視覚的に推移を確認する為に用いられた、最も簡略化されたチャートの一つで、言わば原型とも呼べるチャートです。LineChartは日本語読みで、とめ足、ほし足、折れ線足等と呼ばれています。
相場での価格推移をラインチャートで表す場合には、基本的には終値を結んだ線で描画され、ローソク足と比較すると上図のような形になるのが一般的です。
上図はバーチャートとラインチャートを同時に描画した場合の画像となります。ちなみにですが、画像のチャートはMetaTraderで標準実装されているLineChartにて描画させた物です。
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ローソク足(CandleStick)
日本での相場でケイ線と言えばローソク足と言えるほど、「国内で最も有名な形式」とも言える代表的なチャートです。上述したラインチャート(とめ足)⇒棒足⇒いかり足⇒ローソク足と発展したとも言われています。表示した時の形状が蝋燭に似ている事から、ローソク足と呼ばれるようになりました。別名として、陰陽線とも呼ばれる時代もあったようです。
近年では海外トレーダーにも広く普及していて、心理動向を探るローソク足のチャートパターン分析に関しても、Jpanese Candle Stick Patternsとして愛用者が増える傾向にあるようです。英語版のローソク足フォーラムがあったりと、面白いので検索してみて下さい。
始値(寄り付き値)、終値(引け値)、高値、安値を一つの足で表現する事等は、バーチャートと変わりありません。しかし、2色モノクロで表示した場合の、「陽線と陰線の判断」に関してはローソク足に分がある為、「視覚的にも分かりやすい」という点を評価すると、最も優れたチャート言えるかもしれません。
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バーチャート(BarChart)
バーチャートは欧米で代表的なチャートとして利用されています。余分な実体が表示されない事から、「ローソク足よりもトレンドラインが引きやすいチャート」として利用されるケースもあるようです。個人的に思うのは、現在値の表示に幅あがあるローソク足に対して、現在値が点で表示されるバーチャートは、「ブレイク時の目視判断がやりやすい」という事でしょうか。
上図の画像では、陽線を青色に、陰線を赤色に、寄り引け同時線を黒色に設定してMetaTraderにて描画させています。チャートソフトによっては、バーチャートのカラー設定が出来ないケースもあり、その場合には陽線と陰線の判断が視覚的に判断しにくいです。その為、キャンドルパターンを利用する方にはお勧めできません。2色刷りの書籍で、バーチャートが例に出されて困惑した経験は私だけではないでしょう。
但し、「ポジションはブレイク時に持て」という格言もあるように、余計な情報を排除して、ブレイクポイントを見極めるトレードスタイルを確立したい方にはお勧めできる表示形式となります。
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2010年5月18日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:チャート分析やテクニカル分析
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